十三夜の夜へ|2026年10月、各地で開かれる観月会
十五夜からひと月ほど後、旧暦九月十三日の月を愛でる「十三夜」。2026年は10月23日(金)にあたります。
満月になる少し手前の月を待つ夜に合わせて、庭園や寺院では観月会が開かれます。東京と京都で公式発表されている催しから、月と音、庭、祈りを静かに味わえる四つをご紹介します。
第28回 深大寺十三夜観月会|東京・調布
深大寺の本堂前で、十三夜の月とともに天台声明と邦楽を味わう観月会です。第1部は深大寺僧侶による天台声明、第2部は邦楽「杜子春」。事前申込や整理券はなく、当日直接会場へ向かいます。
- 日時:2026年10月23日(金)17:30開場/18:00開演
- 会場:深大寺 本堂前(東京都調布市)
- 料金:無料
- 申込:不要
- 備考:雨天中止。座席には限りがあります
浜離宮でお月見散歩|東京・中央区
江戸湾に面した浜離宮恩賜庭園が、栗名月に合わせて夜まで開園します。園路や樹木をかすかに照らす夜の庭に、月見台と秋の実りのお供えが置かれ、各夜には里神楽、箏、尺八の公演も行われます。
- 日時:2026年10月21日(水)〜23日(金)9:00〜21:00(最終入園20:30)
- 会場:浜離宮恩賜庭園(東京都中央区)
- 入園料:一般300円/65歳以上150円。小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料
- 申込:入園は予約不要。一部企画は事前申込制
- 備考:荒天・雨天時は一部中止または変更の場合があります
2026年 渉成園十三夜|京都
東山から上る月影を水面に映すことから名づけられた印月池。その夜景を味わうため、東本願寺の飛地境内・渉成園が一夜限定で夜間開園します。園内では飲食の出店があり、蘆菴では予約制の「十三夜の茶会」も開かれます。
- 日時:2026年10月23日(金)17:30〜20:30(最終入園20:00)
- 会場:渉成園(枳殻邸)〈東本願寺飛地境内〉(京都市)
- 庭園維持寄付金:大人1,000円/中高生500円/小学生以下無料
- 特別企画:十三夜の茶会 3,000円。各席10名、要予約。別途庭園維持寄付金が必要
令和8年 観月会|薬師寺東京別院
読経が響く庭で月を仰ぎ、実りと人々の安寧を祈る観月会です。法要後にはヴァイオリニスト・大谷康子氏の奉納演奏が行われます。参加には事前予約が必要です。
- 日時:2026年10月23日(金)18:00受付
- 会場:薬師寺東京別院(東京都品川区)
- 参加料:3,000円(ご祈願料を含む)
- 申込:要予約。申込期限は10月16日(金)
満ちきる前の月を見上げる
十三夜は「栗名月」「豆名月」、中秋の名月に対して「後の月」とも呼ばれます。十五夜とは少し違う、満ちきる前の月の姿。その夜を、庭や音、祈りとともに迎えてみてはいかがでしょうか。
開催内容は変更される場合があります。お出かけ前に、各主催者の公式ページで最新情報をご確認ください。
